うちの長男SOUは知的障害を伴う自閉症児です。わたしが発達っ子向けリトミック教室をはじめた理由は長男がきっかけでした。
音楽に無反応だった乳幼児期
SOUが0歳〜1歳の頃、家で⚪︎テレの子ども番組を見ても音楽に完全に無反応だったSOU。「普通、子どもって音楽が聴こえたら楽しそうにリズムに乗るもんなんじゃないの?」と思っていた私は困惑してました…
2歳の頃の音楽との関わり
SOUは2歳から療育に通い始めました。(母子通園)運動面も大きく遅れていたので身体を動かす遊びが多く組まれ、おかえりの会で手遊びや歌にふれる時間がありました。
3歳の頃の音楽との関わりと長男の変化
年少になり、週5回療育園に通い毎日おかえりの会の中で手遊びや歌を繰り返すうちに訪れた変化…
まず最初は手遊びを家でもやるようになってきました。これまで手遊び歌を誘っても全然やってくれなかったので、この変化には大感動でした!
園では月がわりで歌の設定があり、童謡など季節のいろんな歌を歌ってくれます。そしてその日は突然やってきました。SOUが療育園で歌っているうたを家で歌い出したのです!最初はそれが歌だと全然わかりませんでした。点と点がつながったのはある日の親子療育の日。おかえりの会で先生が歌ってるのを聞いてピンときました。「これを歌ってたのか!!」と衝撃を受けたのを覚えています。

発語はないけど歌えるのはなぜ?
療育ママ友からもよく聞く話ですが、特に自閉傾向のあるお子さんは、日本語は喋れないけど英語は喋ったりします。SOUもそうでした。けっこくあるあるだそうです。
不思議だなと思っていたんですが、一説によると英語の独特なリズム感や抑揚がメロディのように自閉症の子に入りやすいと言う説があるそうです。
音楽の可能性を感じ、リトミック教室オープンへ。
ということはー?
音楽の力を使えば、発達がゆっくりなお子さんにも、メロディやリズムという音楽の力をうまく使うことで発達に良い影響を与えられるのでは?という仮説が立ちました。
こうして発達っ子向けリトミックをオープンする運びになったわけです。
勉強会や読書などで発達に関する勉強もそれなりにしているのでリトミックプログラムにも取り入れていこうと思っています。


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